松山市の建設業の進化論

建築産業の低迷は、日本経済の低迷に原因するところが大きいですが、建築とその産業に対する社会からのニーズが変化していることに目を向けなければなりません。既存建築物の充足、少子化や経済構造の変化にともなう新築需要の減少は、今後も続くと考えなければなりません。
この意味で、従来型の建築産業の構造や仕組みを存続したまま、今後の建築産業を維持・発展させていくことは難しいのです。この変革は、多くの既存の組織や人々に多大な影響を与えます。社会のニーズを正しく認識して、建築産業の新しい方向と仕組みを見出すことが必要なのです。
日本の建築市場は、すでに既存建築物の充足によって量的に成熟しつつあり、新築市場から維持・改修などストック市場へと軸足を移しつつあります。ストック社会に対応したサービスを提供する仕組みは既存の市場とは大きく異なる性格を有するため、これらの変化に如何に対応して建築産業を変革させていくかが建築に携わる人々に課せられた大きな課題となっているのです。
建築市場のなかで維持・改修の重要性は増しており、積極的な対応が必要であると思われます。
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